“膽振”のいろいろな読み方と例文
新字:胆振
読み方割合
いぶり75.0%
ゐぶり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「時に、あの」と、遠藤は一層ゆるやかに出て、「日高、膽振いぶりに關する話は、どうか早く願ひます、一度わたくしが目を通しますから。」
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
膽振いぶり、日高、天鹽てしほ後志しりべし、渡島などを巡廻するので、丁度場合がいいから、うちの社長が遠藤君に説き勸めて、君に隨行を頼むことにしたんだ。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
私は膽振ゐぶりの國の苫小牧とまこまいに住む妹夫婦の家を訪ふべく、初めての北海道の旅路たびぢについた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)