“後志”の読み方と例文
読み方割合
しりべし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渡島國凾舘住吉町をしまのくにはこたてすみよしてう後志しりべし國余市川村、石狩いしかり空知監獄署用地ソラチかんごくしようようち日高ひだか捫別舊會所もんべつきうくわいじようら等よりは石鏃せきぞくを入れたるまま土器どき掘出ほりだせし事有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
膽振いぶり、日高、天鹽てしほ後志しりべし、渡島などを巡廻するので、丁度場合がいいから、うちの社長が遠藤君に説き勸めて、君に隨行を頼むことにしたんだ。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
渡島おしま亀田郡戸井村の附近に鎌宇多・からすヶ宇多、なお西岸には宮の宇多・陰の宇多などもあり、同所巻十六、後志しりべし久遠村の条には、「うだつたい行けと浦人の路おしえたり」とも記している。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)