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『病牀雑記』
ふりがな文庫
『
病牀雑記
(
びょうしょうざっき
)
』
一、病中閑なるを幸ひ、諸雑誌の小説を十五篇ばかり読む。滝井君の「ゲテモノ」同君の作中にても一頭地を抜ける出来栄えなり。親父にも、倅にも、風景にも、朴にして雅を破らざること、もろこしの餅の如き味はひありと言ふべし。その手際の鮮かなるは恐らくは …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
宜
(
うべ
)
下
(
さが
)
下
(
しも
)
曰
(
いはく
)
中
(
あ
)
朴
(
ぼく
)
栄
(
ば
)
嘗
(
かつて
)
因
(
ちなみ
)
憐
(
あはれ
)
昨日
(
さくじつ
)
後
(
のち
)
丁度
(
ちやうど
)
手際
(
てぎは
)
生姜
(
しやうが
)
碓氷
(
うすひ
)
能
(
あた
)
良人
(
をつと
)
芭蕉
(
ばせを
)
蚊遣
(
かや
)
親父
(
おやぢ
)
追分
(
おひわけ
)
閑
(
かん
)
関
(
せき
)
崔嵬
(
さいくわい
)
妙義
(
めうぎ
)
存外
(
ぞんぐわい
)
言下
(
ごんか
)
紳士
(
しんし
)
聊
(
いささ
)
背
(
そむ
)
句碑
(
くひ
)
舐
(
な
)
匇匇
(
そうそう
)
倅
(
せがれ
)
今日
(
こんにち
)
亦
(
また
)
場
(
ば
)
五椀
(
ごわん
)
里見
(
さとみ
)
野分
(
のわき
)
乎
(
か
)
一人
(
ひとり
)
雅
(
が
)
風邪
(
かぜ
)
餅
(
もち
)
鮮
(
あざや
)
末段
(
まつだん
)
恬然
(
てんぜん
)
愈
(
いよいよ
)
慇懃
(
いんぎん
)
憮然
(
ぶぜん
)
憾
(
うら
)
屡
(
しばしば
)
小金
(
こがね
)
小咄
(
こばなし
)
未
(
いま
)
糊
(
のり
)
寐冷
(
ねび
)
東雲
(
しののめ
)
浅間
(
あさま
)
滝井
(
たきゐ
)
煤
(
すす
)
疹
(
しん
)
白眉
(
はくび
)
巧手
(
かうしゆ
)