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小咄
ふりがな文庫
“小咄”の読み方と例文
読み方
割合
こばなし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こばなし
(逆引き)
江戸の
小咄
(
こばなし
)
にある、あの、「誰でもよい」と
乳母
(
うば
)
に打ち明ける恋いわずらいの令嬢も、この数個のほうの部類にいれて
差
(
さ
)
し
支
(
つか
)
えなかろう。
チャンス
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
四、彼は
昨日
(
さくじつ
)
「
小咄
(
こばなし
)
文学」を罵り、
今日
(
こんにち
)
恬然
(
てんぜん
)
として「コント文学」を作る。
宜
(
うべ
)
なるかな。彼の健康なるや。
病牀雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
坊主が
般若湯
(
はんにゃとう
)
をのむというのは落語や
小咄
(
こばなし
)
に
馴染
(
なじみ
)
のことだが、あれは大概山寺のお経もろくに知らないような生臭坊主で、何代目かの管長候補に目されている高僧は
流石
(
さすが
)
に違う。
勉強記
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
小咄(こばなし)の例文をもっと
(8作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
咄
漢検1級
部首:⼝
8画
“小咄”の関連語
小噺
小話
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小咄”のふりがなが多い著者
ラデャード・キプリング
太宰治
吉川英治
芥川竜之介
坂口安吾