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崔嵬
ふりがな文庫
“崔嵬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さいかい
83.3%
さいくわい
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいかい
(逆引き)
そのくらいに周囲はどす黒かった。漢語には
崔嵬
(
さいかい
)
とか
巑岏
(
さんがん
)
とか云って、こう云う山を形容する言葉がたくさんあるが、日本には一つも見当らない。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その女の顔をどこかで見たようだと思ったら、四五日
前
(
まえ
)
に鎌倉で泳いでいるのを見かけたのである。あんな
崔嵬
(
さいかい
)
たる段鼻は日本人にもめったにない。
田端日記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
崔嵬(さいかい)の例文をもっと
(5作品)
見る
さいくわい
(逆引き)
九、
室生犀星
(
むろふさいせい
)
、
碓氷
(
うすひ
)
山上よりつらなる
妙義
(
めうぎ
)
の
崔嵬
(
さいくわい
)
たるを望んで
曰
(
いはく
)
、「
妙義山
(
めいぎさん
)
と言ふ山は
生姜
(
しやうが
)
に似てゐるね。」
病牀雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
崔嵬(さいくわい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“崔嵬”の意味
《名詞》
山岳がごつごつして険しいこと。また、そのようなさま。
建物などが高くそびえたつこと。
(出典:Wiktionary)
崔
漢検1級
部首:⼭
11画
嵬
漢検1級
部首:⼭
13画
“崔嵬”で始まる語句
崔嵬繚繞
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