“疹”の読み方と例文
読み方割合
しん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時も高が風邪かぜなれど、東京、大阪、下の関と三度目のぶり返しなれば、存外ぞんぐわい熱も容易にはさがらず、おまけに手足にはピリンしんを生じたれば、女中などは少くとも梅毒患者ばいどくかんじや位には思ひしなるべし。
病牀雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)