“痳疹”の読み方と例文
読み方割合
はしか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あだかも痳疹はしか流行のころである。一行は諏訪に三日逗留とうりゅうし、同勢四百人ほどをあとに残して置いて、三留野みどの泊まりで木曾路を上って来た。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
近頃痳疹はしかが流行りよるけに何かよい禁厭まじないはないかちゅう話から、わしが気休めに書いて遣った、意味も何もない出放題じゃ。