かかわら)” の例文
旧字:
突然牧瀬はつか/\立つて行つて、今までの話題にかかわらせぬやうな、またその続きのやうにも、池のなぎさに祈る人のやうにひざまずいた。そして歳子をも促してさうさせた。澄む水に二人の顔が写つた。
夏の夜の夢 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)