“関繋”のいろいろな読み方と例文
旧字:關繋
読み方割合
かんけい66.7%
かけかまい16.7%
くいあい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成程親友でないものにそう直言したならば侮辱したと云われても仕様が無いが、シカシ君と我輩とは親友の関繋かんけいじゃ無いか
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
一昨日おとつい昇に誘引さそわれた時既にキッパリことわッて行かぬと決心したからは、人が騒ごうが騒ぐまいが隣家となり疝気せんき関繋かけかまいのないはなし、ズット澄していられそうなもののさて居られぬ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ナニお前さんがどうしようと此方こっち関繋くいあいの無い事だから誰も腹も背も立ちゃしないけれども、唯本田さんがアアやッて信切に言ッておくンなさるもんだから
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)