“馬関”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばかん88.9%
ばくわん5.6%
バカン5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬関ばかんに来り虎病患者死せし頃は船中の狼狽ろうばいたとへんにものなく乗組将校もわれらも船長事務長と言ひ争そひて果ては喧嘩けんかの如くなりぬ。
従軍紀事 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
きみ馬関ばくわんうたうたひ
どんたく:絵入り小唄集 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
したがってまたその味噌漬は朝の茶漬の食膳を賑わす妙品として馬関バカン(下関)人に愛好された。
九年母 (新字新仮名) / 青木正児(著)