“あづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
71.7%
13.0%
6.5%
2.2%
2.2%
2.2%
阿豆2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安井やすゐ門口かどぐちぢやうおろして、かぎうらうちあづけるとかつて、けてつた。宗助そうすけ御米およねつてゐるあひだ二言ふたこと三言みこと尋常じんじやうくちいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
良安の父辞安、良安の弟磐安、皆此機密をあづかり知り、辞安は事成るの後、井伊家の保護の下に、良安、磐安兄弟を彦根に潜伏せしめ候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
(六九)貴人きじんけいて、みづかもつこうさんとほつするを、説者ぜいしやあづかりればすなはあやふし。(七〇)かれあらはだすところことり、すなはみづかもつ也故たこすに、説者ぜいしやあづかりればすなはあやふし。
だが、幾ら四万円貰つた所で、書物には金でへないものがある。博士は旅に出掛ける時には、いつも蔵書の中から一番大事なものだけメリンスの風呂敷に包むで、夫人にあづけておく。
まことに朕が訓導くんだうあきらかならざるにりて、民多く罪に入れり。めは一人ひとりに在り。兆庶てうしよあづかるにあらず。宜しく寛宥くわんいうを存せ令めて仁寿にんじゆのぼらせ、瑕穢かゑたらしてみずかあらたにする事を許すべし。天下に大赦だいしやし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
月番の若年寄衆わかとしよりしう進達しんたつ致されし處此儀容易ならずと有て早速さつそく年寄衆としよりしうの評議となりたり其頃そのころ天下の御政事にあづかる人々には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
また阿部の波延はえ比賣に娶ひて、生みませる御子、若屋わかやの郎女、次に都夫良つぶらの郎女、次に阿豆あづの王三柱。この天皇の御子たち、并せて十九王とをまりここのはしら