“あずか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
78.5%
20.4%
0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんに、今日こそ、氷室ひむろ朔日ついたちじゃ。そう思う下から歯の根のあわぬような悪感を覚えた。大昔から、暦はひじりあずかる道と考えて来た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
だがその行先はしばら秘中ひちゅうの秘としてあずかることとし、その夜更よふけ、大学の法医学教室に起った怪事件について述べるのが順序であろう。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
其兄弟を怒る者は(神の)審判さばきあずかり、又其兄弟を愚者よとう者は集議(天使の前に開かるる天の審判)に干り
「いえ、あずかり物は渡したんだぜ。」
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)