“都夫良”の読み方と例文
読み方割合
つぶら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに都夫良つぶらはとうとうひどい手傷てきずを負いました。みんなも矢だねがすっかりきてしまいました。それで都夫良つぶら目弱王まよわのみこに向かって
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
また阿部の波延はえ比賣に娶ひて、生みませる御子、若屋わかやの郎女、次に都夫良つぶらの郎女、次に阿豆あづの王三柱。この天皇の御子たち、并せて十九王とをまりここのはしら
都夫良つぶらはそれを聞くと、急いで武器を投げすてて、皇子おうじ御前ごぜんへ出て来ました。そして八度やたびおがんで申しあげました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)