“訓導”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くんどう50.0%
くんだう25.0%
しつけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつまでも一人の訓導くんどうと一人の牧師、一人の寺男、一つの教区図書館、三人の委員でいつまでもとどまっていないでもよかろうではないか。
まことに朕が訓導くんだうあきらかならざるにりて、民多く罪に入れり。めは一人ひとりに在り。兆庶てうしよあづかるにあらず。宜しく寛宥くわんいうを存せ令めて仁寿にんじゆのぼらせ、瑕穢かゑたらしてみずかあらたにする事を許すべし。天下に大赦だいしやし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
『ハイ。』と、生徒の方も嬉しさうに莞爾につこりして、活溌に一禮して出て行く。健の恁麽訓導しつけ方は、尋常二年には餘りに嚴し過ぎると他の教師は思つてゐた。
足跡 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)