備前名弓伝びぜんめいきゅうでん
備前の国岡山の藩士に、青地三之丞という弓の達人がいた。食禄は三百石あまり、早く父母に死別したので、伯父にあたる青地三左衛門の後見で成長した。十九歳の時家督を相続、少年の頃から弓の巧者だったので、お弓組にあがって勤めていた。三之丞は幼少の頃か …
作品に特徴的な語句
あわ さしわた あやまち おわ いさぎよ ほと どう 退さが すさ 如何いかが 膝行しっこう かか いたわ うな きま さき かか はや 稀代きたい ばかま かなめ たず はべ 鷹狩たかが これ 仔細しさい つかまつ もっ 仰有おっしゃ 使番つかいばん ためし 傲慢ごうまん 兇獣きょうじゅう 光政みつまさ 光晟みつあきら 刹那せつな ひる いや 参覲さんきん 口吻くちぶり 口許くちもと 吃驚びっくり 同苗どうみょう あき つぶや とが うな 喉元のどもと 喧嘩けんか うわさ 国許くにもと 土埃つちぼこり 執成とりな 外向そむ おびただ 如何いか 安芸あき くつろ もっと 嵩高かさだか 巻藁まきわら かば 床几しょうぎ かす たちま 思召おぼしめ 思遣おもいや 悄然しょうぜん かつ 押戴おしいただ 拙者せっしゃ こぶし こしら ささ ひね おい 昵懇じっこん 月代さかやき わく こずえ