“嵩高”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かさだか90.0%
かさたか5.0%
すうこう5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たちまち恐ろしく嵩高かさだかな、色彩のゆたかなものを肩にかけながら物々しいきぬずれの音をひゞかして出て来たのに、又驚きを新たにした。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
伝兵衛はふくらまつた懐中ふところから嵩高かさたか金包かねづつみを取り出して、和尚の前に置いた。
これによると、今回のように度々御幕がかかるのが、かえって嵩高すうこうに感ぜられる。
穂高岳槍ヶ岳縦走記 (新字新仮名) / 鵜殿正雄(著)