“嵩山正直”の読み方と例文
読み方割合
すうざんまさなほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第二は初代池田瑞仙の曾祖父嵩山正直すうざんまさなほ、初代瑞仙は誤つてこれを祖父とした。此嵩山正直の弟成俊せいしゆんの玄孫水津すゐづ氏某女の有してゐた所の系図である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
頼信十六世の孫が嵩山正直すうざんまさなほである。此世数は京水本に従つて記し、復た諸本の異同を問はない。亦わたくしの評することを敢てせぬ所だからである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
信重の子嵩山正直すうざんまさなほの弟杏朴成俊きやうぼくなりとしは、信道五世の孫ひかるの養子となつて水津氏にかへり、成俊の子成豊は水津氏を継ぎ、其弟正俊が又養はれて嵩山の子となつた。即ち錦橋の祖父である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)