“思遣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもいや52.2%
おもいやり21.7%
おもひや17.4%
おもひやり8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
容体がさも、ものありげで、鶴の一声というき騒いで呼立てない、非凡の見識おのずかられて、の面白さが思遣られる。
革鞄の怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
婆々じみるッて芳さんはお笑いだが、芳さんなぞはその思遣があるまいけれど、可愛い児でも亡くして御覧、そりゃおのずと後生のことも思われるよ。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
惣領甚六で、三男が、三代目やうとには、はじまつたではなけれど、たちの迷惑が、りながら思遣られる。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おふくろは眼でもつて、些と忌々しさうにして見せたが、それでもりもしないで、「お前は眞ンとに思遣が無いんだよ。」と愚痴るやうにいふ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)