トップ
>
掙
ふりがな文庫
“掙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もが
62.5%
かせ
12.5%
あせ
12.5%
も
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もが
(逆引き)
あッと抜くと、右の方がざくりと潜る。わあと
掙
(
もが
)
きに掙く、
檜木笠
(
ひのきがさ
)
を、高浪が横なぐりに
撲
(
なぐ
)
りつけて、ヒイと引く息に潮を浴びせた。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掙(もが)の例文をもっと
(10作品)
見る
かせ
(逆引き)
農は粗服を用い粗食を
喰
(
くら
)
い汗を流し耕作を
掙
(
かせ
)
ぎ、工はその職を骨折り、商人は御
静謐
(
せいひつ
)
の
御代
(
みよ
)
どもに正路の働きにて、
辱
(
かたじけな
)
くも御国恩を忘れざるよう致すべきの処
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
掙(かせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あせ
(逆引き)
とばかりありて、身を横さまに、格子戸にハタとあたりて、
呻
(
うめ
)
きつつ、片足踏出でて
掙
(
あせ
)
れる染をば、追い来し者ありて
引捉
(
ひっとら
)
え、恐しき声にて叱りたるが、
引摺
(
ひきず
)
りて内に
入
(
い
)
りぬ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掙(あせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
も
(逆引き)
人形の手足を
掙
(
も
)
いでおいたのに
極
(
きわま
)
って、蝶吉の血相の容易でなく、
尋常
(
ただ
)
では
納
(
おさま
)
りそうもない光景を見て、居合すは
恐
(
おそれ
)
と、
立際
(
たちぎわ
)
の
悪体口
(
にくていぐち
)
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掙(も)の例文をもっと
(2作品)
見る
掙
部首:⼿
11画
“掙”を含む語句
掙了
掙人
“掙”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
泉鏡花
泉鏡太郎