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関
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かゝは
ふりがな文庫
“
関
(
かゝは
)” の例文
旧字:
關
そのいかなる意味の復讐に
関
(
かゝは
)
らず、人間の心血を熱して、或は動物の如く、或は聖者の如く、人を意志の世界に覚めしむるはあやし、あやし。
復讐・戦争・自殺
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
今は
其
(
その
)
季節で無いに
関
(
かゝは
)
らず、いろんな絵の展覧会が各所に催されるのは
嬉
(
うれ
)
しい。新しい
其
(
それ
)
等の会を毎日一箇所づつ観て廻つても不足しない様である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
水曜日は諸学校に授業あるに
関
(
かゝは
)
らず、私塾
大抵
(
たいてい
)
は休暇なり。予は
閑
(
かん
)
に乗じ、庭に
出
(
い
)
でて
彼
(
か
)
の竹藪に赴けり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
勝野君はまた勝野君で、どうも
彼組
(
あのくみ
)
の生徒は
狡猾
(
ずる
)
くて
不可
(
いかん
)
、斯ういふことが度々重ると学校の威信に
関
(
かゝは
)
る、生徒として規則を守らないやうなものは休校させろ——まあ斯う言ふのさ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
世界の出来事と世界の運命には
関
(
かゝは
)
り知るところあらずと言ひて、この高潔偉大なる事業に力を借すことなければ、彼等果して我を何とか言はむ。
一種の攘夷思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
▼ もっと見る
巴里
(
パリイ
)
人の事だから無論多少の酒を飲んで居るに
関
(
かゝは
)
らず日本の花見に見受ける様な
乱酔者
(
ゑつぱらひ
)
は
全
(
まつた
)
く無い。従つて
執拗
(
しつこ
)
く
悪巫戯
(
わるふざけ
)
をする者が無く、警察事故も生じない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
だが又セエヌ河へ出て見ると、一週間
前
(
まへ
)
から
洪水
(
おほみづ
)
で
通船
(
つうせん
)
が
止
(
とま
)
つた騒ぎであるに
関
(
かゝは
)
らず、水に
浸
(
ひた
)
つた繋船
場
(
ば
)
の
河岸
(
かし
)
の
其処彼処
(
そこかしこ
)
で黒い山高帽の
群
(
むれ
)
が朝早くから長い竿を取つて釣をして居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
“関”を含む語句
関係
関節
玄関
機関
関西
玄関番
機関室
馬関
関所
関宿
無関心
機関車
不関焉
関門
関釜
関鍵
大関
関繋
玄関先
関心
...