“木骨小屋”の読み方と例文
読み方割合
フレームハウス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すげがチョビチョビと生えた雪まじりの沼地で、骨ばかりになった雑木林と斜にかしいだ半つぶれの木骨小屋フレームハウスが霧の中からぼんやりとあらわれだしている。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
モオリーは雑木林の向うのアメリカ組の木骨小屋フレームハウスへ、おれは希臘ギリシア人やアルメニヤ人の移民組の天幕と互いに別れ別れになって、こんな狭い土地にいながらめったに逢うようなこともなくなった。
南部の鼻曲り (新字新仮名) / 久生十蘭(著)