“木骨混凝土”の読み方と例文
読み方割合
もっこつコンクリート100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木骨混凝土もっこつコンクリートの二枚の間に、鋸屑おがくずや畳の古床を詰めて絶縁体にしてあるんです……ところで、豚のやっこさん、あんなところへおしこめられて、食うものがなくなり、苦しまぎれに
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
木骨混凝土もっこつコンクリートの絶縁壁の間を通っている、焼けただれの電線を手繰たぐりながら、ケチンの焼跡へ行き、灰のなかにしゃがんで、その辺を掘っくりかえしていたが、納得したような顔になって
我が家の楽園 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)