トップ
>
『石段に鉄管』
ふりがな文庫
『
石段に鉄管
(
いしだんにてっかん
)
』
秋の暮れ方のことであります。貧しい母親が二人の子供をつれて、街道を歩いて、町の方へきかかっていました。二人の子供は男の子でした。上が十一ばかり、そして、下は、まだ八つか、九つになったばかりであります。 彼らはどこからきたものか、疲れていまし …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸戦線」1924(大正13)年12月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
直
(
なお
)
上
(
あ
)
俺
(
お
)
上
(
うえ
)
暗
(
ぐら
)
下
(
お
)
心持
(
こころも
)
方
(
がた
)
母
(
か
)
間
(
けん
)
中
(
なか
)
人
(
にん
)
人通
(
ひとどお
)
仰
(
あお
)
体
(
からだ
)
余炎
(
よえん
)
傍
(
かたわら
)
兄
(
あに
)
先
(
さき
)
冷
(
つめ
)
出
(
だ
)
変化
(
へんか
)
家
(
いえ
)
左
(
ひだり
)
彼
(
かれ
)
彼女
(
かのじょ
)
方
(
ほう
)
日
(
にち
)
明
(
あか
)
時
(
じ
)
暈取
(
くまど
)
母
(
はは
)
灯
(
あかり
)
理由
(
りゆう
)
苦
(
くる
)
頭
(
あたま
)
下
(
した
)
不安
(
ふあん
)
両手
(
りょうて
)
並
(
なら
)
乞食
(
こじき
)
乾
(
かわ
)
二人
(
ふたり
)
今夜
(
こんや
)
以外
(
いがい
)
休
(
やす
)
冷酷
(
れいこく
)
出
(
で
)
切
(
き
)
前
(
まえ
)
口
(
くち
)
叫
(
さけ
)
右
(
みぎ
)
向
(
む
)
周囲
(
まわり
)
哀
(
あわ
)
土
(
つち
)
場
(
ば
)
場所
(
ばしょ
)
壁
(
かべ
)
声
(
こえ
)
大
(
おお
)
子
(
こ
)
子供
(
こども
)
宿
(
やど
)
小
(
ちい
)
屋敷
(
やしき
)
年上
(
としうえ
)
年下
(
としした
)
建
(
た
)
建物
(
たてもの
)
引
(
ひ
)
弟
(
おとうと
)
影
(
かげ
)
心配
(
しんぱい
)
怖
(
おそ
)
思
(
おも
)
悟
(
さと
)
悪
(
わる
)
感
(
かん
)
憎々
(
にくにく
)
我慢
(
がまん
)
手
(
て
)
持
(
も
)
振
(
ふ
)
日
(
ひ
)
早
(
はや
)
時分
(
じぶん
)
晩方
(
ばんがた
)
景色
(
けしき
)
暗
(
くら
)
暮
(
く
)
木立
(
こだち
)
林
(
はやし
)
権幕
(
けんまく
)
機械
(
きかい
)
歩
(
ある
)
段
(
だん
)
母親
(
ははおや
)
浮
(
う
)