“家出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いえで66.7%
いへで33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神(かみ)さま、何(ど)うぞ私(わたくし)の一生(しょう)の願(ねが)いをお聴(き)き届(とど)け下(くだ)さいませ……。私(わたくし)の女房奴(にょうぼうめ)が入水(にゅうすい)すると申(もう)して、家出(いえで)をしたきり皆目(かいもく)行方(ゆくえ)が判(わか)らないのでございます。
十八に家出(いえで)をしたまま、いまだに行方(ゆくえ)も知(し)れない伜(せがれ)千吉(きち)の不甲斐(ふがい)なさは、思(おも)いだす度毎(たびごと)にお岸(きし)が涙(なみだ)の種(たね)ではあったが、踏(ふ)まれた草(くさ)にも花咲(はなさ)くたとえの文字通(もじどお)り
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
斯(か)う言(い)つて居(を)りました「私(わたくし)の忰(せがれ)は私(わたくし)の言(い)ふ事(こと)を容(き)かずに、十月(じふぐわつ)の祟(たゝり)の日(ひ)に家出(いへで)をしたばかりに、海蛇(うみへび)に捕(と)られてしまひました。」
云(いふ)己(おれ)には少しも譯(わか)らぬ繰言(くりごと)然乍(さりなが)ら弟十兵衞の女房お安も拙者の方へ來て居たが思出せば七年あと不※(ふと)家出(いへで)して歸らぬ故(ゆゑ)如何なしたる事ならんと思ひ出た日を命日(めいにち)に佛事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)