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家出
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いへで
ふりがな文庫
“
家出
(
いへで
)” の例文
斯
(
か
)
う
言
(
い
)
つて
居
(
を
)
りました「
私
(
わたくし
)
の
忰
(
せがれ
)
は
私
(
わたくし
)
の
言
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
を
容
(
き
)
かずに、
十月
(
じふぐわつ
)
の
祟
(
たゝり
)
の
日
(
ひ
)
に
家出
(
いへで
)
をしたばかりに、
海蛇
(
うみへび
)
に
捕
(
と
)
られてしまひました。」
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
云
(
いふ
)
己
(
おれ
)
には少しも
譯
(
わか
)
らぬ
繰言
(
くりごと
)
然乍
(
さりなが
)
ら弟十兵衞の女房お安も拙者の方へ來て居たが思出せば七年あと
不※
(
ふと
)
家出
(
いへで
)
して歸らぬ
故
(
ゆゑ
)
如何なしたる事ならんと思ひ出た日を
命日
(
めいにち
)
に佛事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
亞尼
(
アンニー
)
に
一人
(
ひとり
)
の
息子
(
むすこ
)
があつて、
極
(
ご
)
く
放蕩
(
ほうたう
)
無頼
(
ぶらい
)
な
男
(
をとこ
)
で、十
幾年
(
いくねん
)
か
前
(
まへ
)
に
家出
(
いへで
)
をして、
行衞不明
(
ゆくゑふめい
)
になつたといふ
事
(
こと
)
は
兼
(
かね
)
て
聞
(
き
)
いて
居
(
を
)
りましたが、
亞尼
(
アンニー
)
は、それをば
常
(
つね
)
に
口僻
(
くちぐせ
)
のやうに
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
抱
(
かゝ
)
へ
遊女
(
いうぢよ
)
白妙
(
しろたへ
)
が
家出
(
いへで
)
せしとて大に驚き手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これは
本當
(
ほんたう
)
です、
現
(
げん
)
に
私
(
わたくし
)
の
一人
(
ひとり
)
の
悴
(
せがれ
)
も、七八
年
(
ねん
)
以前
(
いぜん
)
の
事
(
こと
)
、
私
(
わたくし
)
が
切
(
せつ
)
に
止
(
と
)
めるのも
聽
(
き
)
かで、十
月
(
ぐわつ
)
の
祟
(
たゝり
)
の
日
(
ひ
)
に
家出
(
いへで
)
をしたばかりに、
終
(
つひ
)
に
世
(
よ
)
に
恐
(
おそ
)
ろしい
海蛇
(
うみへび
)
に
捕
(
と
)
られてしまいました。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
呼出しけるに内記殿見られ只今差出しの屆書の趣き
篤
(
とく
)
と
披見
(
ひけん
)
致し候處此儀
容易
(
ようい
)
ならざることなり尤も
先達
(
せんだつ
)
て差出せし屆け書に藤五郎儀病氣と申す事は是あれ共
嫡子
(
ちやくし
)
并に弟藤三郎まで一夜の中に
家出
(
いへで
)
致し
行方
(
ゆくへ
)
相知れず
加之
(
そのうへ
)
家來兩人も
逃亡
(
かけおち
)
せしなどゝは何か其意を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“家出”の解説
家出(いえで)は、主に子供や若者が両親や養育者に断りなく、その家を出ていき、または出ていったまま戻らないことをいう。一時的な無断外出、進学、就職、転勤などで実家を出ていく場合はこれに当たらない。成人の場合でも使用される(例:妻の家出、夫の家出)。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“家出”で始まる語句
家出人事件