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家出
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いえで
ふりがな文庫
“
家出
(
いえで
)” の例文
神
(
かみ
)
さま、
何
(
ど
)
うぞ
私
(
わたくし
)
の一
生
(
しょう
)
の
願
(
ねが
)
いをお
聴
(
き
)
き
届
(
とど
)
け
下
(
くだ
)
さいませ……。
私
(
わたくし
)
の
女房奴
(
にょうぼうめ
)
が
入水
(
にゅうすい
)
すると
申
(
もう
)
して、
家出
(
いえで
)
をしたきり
皆目
(
かいもく
)
行方
(
ゆくえ
)
が
判
(
わか
)
らないのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
十八に
家出
(
いえで
)
をしたまま、いまだに
行方
(
ゆくえ
)
も
知
(
し
)
れない
伜
(
せがれ
)
千
吉
(
きち
)
の
不甲斐
(
ふがい
)
なさは、
思
(
おも
)
いだす
度毎
(
たびごと
)
にお
岸
(
きし
)
が
涙
(
なみだ
)
の
種
(
たね
)
ではあったが、
踏
(
ふ
)
まれた
草
(
くさ
)
にも
花咲
(
はなさ
)
くたとえの
文字通
(
もじどお
)
り
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「そうだな、
美
(
うつく
)
しい、やさしい
娘
(
むすめ
)
さんかもしれない。」と、アイスクリーム
売
(
う
)
りのおじいさんがいったのが、
頭
(
あたま
)
に
浮
(
う
)
かびますと、
彼
(
かれ
)
は、
家出
(
いえで
)
してわからなくなった
サーカスの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
でも
折角
(
せっかく
)
の
依
(
たの
)
みでございますから、
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も
家出
(
いえで
)
した
女房
(
にょうぼう
)
の
行方
(
ゆくえ
)
を
探
(
さぐ
)
って
見
(
み
)
ますと、すぐその
所在地
(
ありか
)
が
判
(
わか
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
兄
(
にい
)
さんがありましたけれど、
私
(
わたし
)
の六つのときに、
家出
(
いえで
)
をして、そののちたよりがないので、かわいそうなお
母
(
かあ
)
さんは、
死
(
し
)
ぬまで、
兄
(
にい
)
さんは、どこにどうしているだろうといっていなされました……。
生きた人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“家出”の解説
家出(いえで)は、主に子供や若者が両親や養育者に断りなく、その家を出ていき、または出ていったまま戻らないことをいう。一時的な無断外出、進学、就職、転勤などで実家を出ていく場合はこれに当たらない。成人の場合でも使用される(例:妻の家出、夫の家出)。
(出典:Wikipedia)
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“家出”で始まる語句
家出人事件