“片月見”の読み方と例文
読み方割合
かたつきみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亥之助ゐのすけなにきまりをるがつて其樣そのやうものはおよしなされとふし、十五にあげなんだから片月見かたつきみつてもるし、べさせたいとおもひながらおもふばかりであげこと出來できなんだに
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
亥之助も何かきまりを悪るがつてその様な物はおよしなされと言ふし、十五夜にあげなんだから片月見かたつきみに成つても悪るし、喰べさせたいと思ひながら思ふばかりで上る事が出来なんだに
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)