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薄尾花
ふりがな文庫
“薄尾花”の読み方と例文
読み方
割合
すすきおばな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすきおばな
(逆引き)
かくて源松はまた、竜之助のあとを二三間ばかり離れて、
薄尾花
(
すすきおばな
)
の中を歩みにかかる程合いのところで、またしても
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
萱にはいくつかの種類があるが、まず東京でいう
薄尾花
(
すすきおばな
)
のことで、郊外のわたしの家の狭い庭でも、お
月見
(
つきみ
)
に
插
(
さ
)
すくらいなら、
栽
(
う
)
えなくとも自然に生える。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
あの「……
薄尾花
(
すすきおばな
)
も冬枯れて……」と、呂昇の透き徹るような、高い声を張り上げて語った処が、何時までも耳に残っていて、それがお宮を懐かしいと思う
情
(
こころ
)
を
誘
(
そそ
)
って
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
薄尾花(すすきおばな)の例文をもっと
(4作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
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薄
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“薄尾花”のふりがなが多い著者
近松秋江
中里介山
柳田国男