“籠球”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうきゅう66.7%
ボール33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
籠球ろうきゅうも、水泳も、庭球もやった学生時代、颯爽たるお嬢さんの、女離れした気性を喜んで葵原君が迎えた。嫁してからは、スキーも穿き、ゴルフもはじめた。
葵原夫人の鯛釣 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
近代的のものでもゴルフの外に庭球野球蹴球しゅうきゅう籠球ろうきゅう排球などがあり、今は流行はやらぬクリケット、クロケーから、室内用にはピンポン、ビリアードそれから例のコリントゲームまである。
ゴルフ随行記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
彼女は襦袢などを固く結えて、籠球ボールを投げ渡すやうに颯つとほうつた。
繰舟で往く家 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)