“眩暉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めまい50.0%
めまひ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらくして出してやると、抱いたり、頬ずりしたりして寵愛するのだ。籠に入れてクルクル廻わして眩暉めまいさせたりした。虐げつつ愛しているのだ。そうして月日が立った。
光り合ういのち (新字新仮名) / 倉田百三(著)
圭一郎は片時も離せない煙草が幾日も喫めないのである。腦がぼんやりし、ガン/\幻惑的な耳鳴りがし、眩暉めまひを催して來ておのづと手に持つたペンが辷り落ちるのだつた。
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)