“まぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
70.0%
目映20.0%
目眩10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまの日曜にこうしてゆっくり空を見るだけでもだいぶ違うなと思いながら、まゆを寄せて、ぎらぎらする日をしばらく見つめていたが、まぼしくなったので
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
代助は目映まぼしさうに、あつかゞみの様な遠いそらながめた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
不意に箪笥や何やや沢山な奇麗な道具が燦然ぱっと眼へ入って、一寸ちょっと目眩まぼしいような気がする中でも、長火鉢の向うに、三十だか四十だか、其様そんな悠長な研究をしてるひまはなかったが
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)