“馬鞍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばあん50.0%
うまくら25.0%
うまぐら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日が暮れても戦争はまぬ。鞍山站の馬鞍ばあんのような山が暗くなって、その向こうから砲声が断続する。
一兵卒 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
大納言殿のお供で必ずや参るであろうからと再会を楽しみにしていたのに、何で又来てはくれなかったのであろう、知行の庄園しょうえん始め、馬鞍うまくら、その他、数々の引出物まで用意して待っておったのに
『経国大典』に当時下官の者に銀入糸の馬鞍うまぐらを禁止した旨が記してあるから、この錠も一般庶民の用品ではなかったことが推察される。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)