“白馬金鞍”の読み方と例文
読み方割合
はくばきんあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だからその高俅の従兄弟いとことあれば、白馬金鞍はくばきんあん京師みやこの夕風を追って遊ぶも、びょうに立って大臣を欲するも、自由だろうに、なぜか彼は、それを求めない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
予言よげんの文字にいつけられていたひとみをあげてふと有明ありあけの空をふりあおぐと、おお希望の象徴しょうちょう! 熱血ねっけつのかがやき! らんらんたる日輪にちりん半身はんしんが、白馬金鞍はくばきんあん若武者わかむしゃのように
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)