“くらつくり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鞍作66.7%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伝説的に最古の仏師と目せられる鞍作くらつくり止利とりが個人の名を残しているだけで、他に一名もわが名を残そうとして仏像や建築に署名した者も居らぬ。
飛騨の顔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
これは純粋の雑戸ざっこで、熟皮なめしがわの技術に慣れた高麗こま人や、百済くだら人などがこれになったのもありましょうし、鎧作よろいつくり鞆張ともはり鞍作くらつくり等、その他一切の皮革を扱うもの、みなこれに属する訳です。
この尊像は、司馬くらつくりおびと、止利仏師をして造らしめたのである。〕
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)