“くらが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鞍替50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従来の少年少女小説から探偵小説の方へ鞍替くらがえしたのであったが、そして人の少い探偵小説界では、相当名前を知られる様になったのであるが、大江春泥と私とは
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
呼吸いきめて、なほすゞのやうなひとみこらせば、薄暗うすぐら行燈あんどうほかかべふすま天井てんじやうくらがりでないものはなく、ゆきくるめいたにはひとしほで、ほのかにしろいはわれとわが、おもかげほゝあたり
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
もうサヤサヤとかやの葉を分けて跫音あしおとは私のすぐ横手にそびえている大きな椎の木の薄くらがりに聞えてきて、老爺と女中らしい人がそこに丁寧に腰を屈めて
逗子物語 (新字新仮名) / 橘外男(著)