“蹄係”の読み方と例文
読み方割合
わな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔵元屋の蹄係わなにかからぬよう、襟半様の暖簾に傷の付かぬよう、又は黒田五十五万石の御納戸に障らぬよう、忠告いれことを申上る覚悟でおりました。
二の足には毛ありて腋下に及び、背胸せむねまた左右の脇には蹄係わなと小楯と畫かれぬ 一三—一五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
地の下に陥囲おとしあなが仕かけてありましたので、二人ともその中に落ち込んだ上に、その又陥囲おとしあなうちに在った蹄係わなに手足を縛られて、身体からだを動かすことも出来なくなりました。
豚吉とヒョロ子 (新字新仮名) / 夢野久作三鳥山人(著)