“馬蹄型”の読み方と例文
読み方割合
ばていがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼らは馬蹄型ばていがたの海岸を一列に並んで、黙々として歩いた。歯が痛かった。風はほほとおして、歯の神経をひどく刺激するのであった。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
いちめん蓮の葉が馬蹄型ばていがたに焼けた蓮畑の中の、そこは陸軍被服廠倉庫の二階。高い格子窓だけのうす暗いコンクリートの床。
原爆詩集 (新字新仮名) / 峠三吉(著)