“碧蹄館”の読み方と例文
読み方割合
へきていかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくるどしの正月碧蹄館へきていかんのたゝかいにみんの大軍を打ちやぶりまして味方が大勝利を得ましたことがござります。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
だが、その間に在って、碧蹄館へきていかんの血戦は、退き口の一戦として、明軍をして顔色なからしめたのである。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ところが、ある日の高座で前講ぜんこうのなんとかいう若い講釈師が朝鮮軍記の碧蹄館へきていかんの戦いを読んだのです。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)