“へきていかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
碧蹄館100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の才略抜群でのち秀吉が天下経営の相談相手となり、秀吉から「日本の蓋でも勤まる」と言われたが、而も武勇抜群で、朝鮮のえきには碧蹄館へきていかんに於て、十万のみん軍を相手に、決戦した勇将である。
厳島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
僕の友人の神原君は作州さくしゅう津山つやまの人である。その祖先は小早川隆景たかかげの家来で、主人と共に朝鮮にも出征して、かの碧蹄館へきていかんの戦いにみん李如松りじょしょうの大軍を撃ち破った武功の家柄であると伝えられている。
馬妖記 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)