“みぶる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
身顫40.9%
身震28.7%
身慄26.1%
身振2.6%
身戦1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は手さぐりで五六段ある梯子のようなものを下りて行ったが、底の方の空気が異様に冷え冷えとしているので、思わず身顫いをした。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
彼は両眼をカッと見開き、この一見意味のない台辞きちらしていたがてブルブルと身震いをすると、パッと身をして駈け出した。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
これは阿呆な子で、学校へ行くのが厭だと云つて居るのですと老婢はよく私に教へました。さう云はれます度に私は身慄ひがしました。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
ムクの力として、お君のえた手を振り切るのは雑作はあるまいが、それでも抑えられた手が主人の手と思ってか、身振いをしつつ七兵衛の駈けて行ったあとを睨んで立っていました。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
女々しいこと。何でおじゃる。思い出しても二方(新田義宗義興)の御手並み、さぞな高氏づらも身戦いをしたろうぞ。あの石浜で追い詰められた時いとう見苦しくあッてじゃ」
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)