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みぶる
ふりがな文庫
“みぶる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
身顫
41.2%
身震
29.4%
身慄
25.2%
身振
2.5%
身戦
1.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身顫
(逆引き)
彼は手さぐりで五六段ある
梯子
(
はしご
)
のようなものを下りて行ったが、底の方の空気が異様に冷え冷えとしているので、思わず
身顫
(
みぶる
)
いをした。
菜穂子
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
みぶる(身顫)の例文をもっと
(49作品)
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身震
(逆引き)
彼は
両眼
(
りょうがん
)
をカッと見開き、この一見意味のない
台辞
(
せりふ
)
を
嘔
(
は
)
きちらしていたが
軈
(
やが
)
てブルブルと
身震
(
みぶる
)
いをすると、パッと身を
飜
(
ひるがえ
)
して駈け出した。
西湖の屍人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
みぶる(身震)の例文をもっと
(35作品)
見る
身慄
(逆引き)
これは
阿呆
(
あはう
)
な子で、学校へ行くのが厭だと云つて居るのですと
老婢
(
らうひ
)
はよく私に教へました。さう云はれます度に私は
身慄
(
みぶる
)
ひがしました。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
みぶる(身慄)の例文をもっと
(30作品)
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▼ すべて表示
身振
(逆引き)
ムクの力として、お君の
抑
(
おさ
)
えた手を振り切るのは
雑作
(
ぞうさ
)
はあるまいが、それでも抑えられた手が主人の手と思ってか、
身振
(
みぶる
)
いをしつつ七兵衛の駈けて行ったあとを睨んで立っていました。
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
みぶる(身振)の例文をもっと
(3作品)
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身戦
(逆引き)
「
女々
(
めめ
)
しいこと。何でおじゃる。思い出しても二方(
新田義宗
(
にッたよしむね
)
と
義興
(
よしおき
)
)の御手並み、さぞな
高氏
(
たかうじ
)
づらも
身戦
(
みぶる
)
いをしたろうぞ。あの石浜で追い詰められた時いとう見苦しくあッてじゃ」
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
みぶる(身戦)の例文をもっと
(2作品)
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