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高氏
ふりがな文庫
“高氏”の読み方と例文
読み方
割合
たかうじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たかうじ
(逆引き)
伊吹
(
いぶき
)
では、
道誉
(
どうよ
)
が、加盟の
証
(
あかし
)
にと、自己の兵二百を加勢にさし出していたし、そこの難関をこえてからの
高氏
(
たかうじ
)
は、まったく、何の屈託もなさそうに見えた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
女々
(
めめ
)
しいこと。何でおじゃる。思い出しても二方(
新田義宗
(
にッたよしむね
)
と
義興
(
よしおき
)
)の御手並み、さぞな
高氏
(
たかうじ
)
づらも
身戦
(
みぶる
)
いをしたろうぞ。あの石浜で追い詰められた時いとう見苦しくあッてじゃ」
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
「申しおくれました。——
下野国
(
しもつけ
)
足利ノ庄の
住
(
じゅう
)
、
貞氏
(
さだうじ
)
の次男、足利又太郎
高氏
(
たかうじ
)
といいまする。十五で元服の折、
治部大輔
(
じぶのたゆう
)
、従五位下をいただきましたが、何もわからぬ田舎者で」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
高氏(たかうじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“高氏”の解説
高氏(こうし)は、日本の氏族。
古代から平安時代頃までは、高麗(高句麗)系渡来人が出身国の一字をとって高氏を名乗ったといわれる。その後高階氏が氏名の一字をとって高氏と称するようになる。
(出典:Wikipedia)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“高”で始まる語句
高
高価
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吉川英治