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地摺
ふりがな文庫
“地摺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じずり
20.0%
じず
20.0%
じずれ
20.0%
ちすり
10.0%
ちずり
10.0%
ぢず
10.0%
ぢずり
10.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じずり
(逆引き)
「御家中の、
地摺
(
じずり
)
の
青眼
(
せいがん
)
どのが、龍王寺に泊っている武芸者を訪ねて、問答をしたことをお聞きになりましたか」
剣の四君子:05 小野忠明
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
地摺(じずり)の例文をもっと
(2作品)
見る
じず
(逆引き)
鍋山は左の足をぐっと引いて半身になり、木刀の尖を床につくほど下げ、(
地摺
(
じず
)
り青眼とでもいうのか)
凄味
(
すごみ
)
のある構えで、じんわりと伊兵衛の眼に見いった。
雨あがる
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
地摺(じず)の例文をもっと
(2作品)
見る
じずれ
(逆引き)
と、
前後
(
まえうしろ
)
の屋台の間に、
市女
(
いちめ
)
の姫の第五人目で、お珊が朗かな声を掛けた。
背後
(
うしろ
)
に二人、朱の台傘を
廂
(
ひさし
)
より高々と
地摺
(
じずれ
)
の黒髪にさしかけたのは、
白丁扮装
(
はくちょうでたち
)
の
駕寵
(
かご
)
人足。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
地摺(じずれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ちすり
(逆引き)
長庵より知らせやりしに十兵衞の妻お
安
(
やす
)
妹娘
(
いもとむすめ
)
お富は
地摺
(
ちすり
)
足摺
(
あしずり
)
して
歎
(
なげ
)
けども
詮方
(
せんかた
)
なく終に兩人ながら出府して長庵方へ引取れけり其内に長庵は又一ツの
惡計
(
あくけい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
地摺(ちすり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ちずり
(逆引き)
両手にひろげし
玉章
(
たまずさ
)
を
颯
(
さっ
)
と繰落して、
地摺
(
ちずり
)
に取る。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
地摺(ちずり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぢず
(逆引き)
さつと
音
(
おと
)
して、
柳
(
やなぎ
)
の
地摺
(
ぢず
)
りに
枝垂
(
しだ
)
れた
葉
(
は
)
が、
裾
(
すそ
)
から
渦
(
うづ
)
を
卷
(
ま
)
いて
黒
(
くろ
)
み
渡
(
わた
)
つて、
搖
(
ゆ
)
れると
思
(
おも
)
ふと、
湯氣
(
ゆげ
)
に
蒸
(
む
)
したやうな
生暖
(
なまぬる
)
い
風
(
かぜ
)
が
流
(
なが
)
れるやうに、ぬら/\と
吹掛
(
ふきかゝ
)
つて、
哄
(
どつ
)
と
草
(
くさ
)
も
樹
(
き
)
も
煽
(
あふ
)
つて
鳴
(
な
)
つたが、
裾
(
すそ
)
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
地摺(ぢず)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぢずり
(逆引き)
盛
(
さかり
)
の
時
(
とき
)
は
梢
(
こずゑ
)
が
中空
(
なかぞら
)
に、
花
(
はな
)
は
町
(
まち
)
を
蔽
(
おほ
)
うて、そして
地摺
(
ぢずり
)
に
枝
(
えだ
)
を
曳
(
ひ
)
いた。
夜
(
よる
)
もほんのりと
紅
(
くれなゐ
)
であつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
地摺(ぢずり)の例文をもっと
(1作品)
見る
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
検索の候補
摺鉢地
“地摺”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡花
泉鏡太郎
吉川英治
山本周五郎