“摺鉢地”の読み方と例文
読み方割合
クレーター100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陥没と、大湿林の天険がいかなる探検隊もよせつけぬといわれる、この大秘境のかきの端まできたのだ。と思うと、眼下にひろがる大摺鉢地クレーターのなかを、なにか見えはせぬかと瞳を凝らしはじめる。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)