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摺鉢山
ふりがな文庫
“摺鉢山”の読み方と例文
読み方
割合
すりばちやま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すりばちやま
(逆引き)
(されども考証家の説に
拠
(
よ
)
れば真の秋色桜の位置は
此処
(
ここ
)
にあらずして
摺鉢山
(
すりばちやま
)
に近き方なりと)
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
脚袢
(
きゃはん
)
に
手甲
(
てっこう
)
がけ、
編笠
(
あみがさ
)
かぶった女の、四人五人、
高箒
(
たかほうき
)
と熊手を動し、落葉枯枝をかきよせているのをば、時々は不思議そうに
打眺
(
うちなが
)
めながら、
摺鉢山
(
すりばちやま
)
の
麓
(
ふもと
)
を鳥居の方へと急いだ。
曇天
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ある時は、上野
摺鉢山
(
すりばちやま
)
——あの、昼も
小暗
(
おぐら
)
く大樹の
鬱蒼
(
うっそう
)
としていた、首くくりのよくある場所——上野公園のなかでも、とくに摺鉢山。ある時は九段——これも、日中あまり人通りがなかった場所だ。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
摺鉢山(すりばちやま)の例文をもっと
(3作品)
見る
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
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正岡子規
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永井荷風