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高箒
ふりがな文庫
“高箒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たかぼうき
80.0%
たかばうき
10.0%
たかほうき
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たかぼうき
(逆引き)
彼が
銜
(
くわ
)
え
楊枝
(
ようじ
)
のまま
懐手
(
ふところで
)
をして敷居の上にぼんやり立っていると、
先刻
(
さっき
)
から
高箒
(
たかぼうき
)
で庭の落葉を
掃
(
は
)
いていた男が、彼の
傍
(
そば
)
へ寄って来て丁寧に
挨拶
(
あいさつ
)
をした。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
高箒(たかぼうき)の例文をもっと
(8作品)
見る
たかばうき
(逆引き)
そして竹細工の手つだひをしたり、また近処の家でつくる
高箒
(
たかばうき
)
を背負つたりして、時々東京へ売りに行つた。その
都度
(
つど
)
もと住んでゐた町会へも立寄り、女房子供の生死を調べたが手がゝりがなかつた。
にぎり飯
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
高箒(たかばうき)の例文をもっと
(1作品)
見る
たかほうき
(逆引き)
脚袢
(
きゃはん
)
に
手甲
(
てっこう
)
がけ、
編笠
(
あみがさ
)
かぶった女の、四人五人、
高箒
(
たかほうき
)
と熊手を動し、落葉枯枝をかきよせているのをば、時々は不思議そうに
打眺
(
うちなが
)
めながら、
摺鉢山
(
すりばちやま
)
の
麓
(
ふもと
)
を鳥居の方へと急いだ。
曇天
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
高箒(たかほうき)の例文をもっと
(1作品)
見る
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
箒
漢検1級
部首:⽵
14画
“高”で始まる語句
高
高価
高輪
高尚
高麗
高野
高嶺
高原
高山
高邁
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