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吹溜
ふりがな文庫
“吹溜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふきだま
55.6%
ふきたま
22.2%
ふきだまり
11.1%
ふきた
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきだま
(逆引き)
凍りついた引戸を無理にあけると、廊下のコンクリートの路面から二
尺
(
しゃく
)
位も積み上った
吹溜
(
ふきだま
)
りの雪が、ぼろぼろとコンクリートの上へこぼれ落ちて来るのであった。
雪雑記
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
吹溜(ふきだま)の例文をもっと
(5作品)
見る
ふきたま
(逆引き)
座中は目で探って、やっと一人の膝、誰かの胸、別のまた
頬
(
ほお
)
のあたり、
片袖
(
かたそで
)
などが、風で
吹溜
(
ふきたま
)
ったように、
断々
(
きれぎれ
)
に
仄
(
ほのか
)
に見える。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹溜(ふきたま)の例文をもっと
(2作品)
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ふきだまり
(逆引き)
門から玄関につづく並木道に長い
吹溜
(
ふきだまり
)
が出来て、それがもう誰の頭よりも高くなったのを、如何にも楽しみらしく見守るのであった。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
吹溜(ふきだまり)の例文をもっと
(1作品)
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ふきた
(逆引き)
すらりと
飯櫃形
(
いびつなり
)
の猿ヶ
馬場
(
ばんば
)
に、
吹溜
(
ふきた
)
まった落葉を敷いて、閑々と静まりかえった、
埋
(
うも
)
れ井戸には
桔梗
(
ききょう
)
が咲き、
薄
(
すすき
)
に
女郎花
(
おみなえし
)
が交ったは、
薄彩色
(
うすさいしき
)
の
褥
(
しとね
)
のようで、
上座
(
かみくら
)
に猿丸太夫、
眷属
(
けんぞく
)
ずらりと居流れ
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹溜(ふきた)の例文をもっと
(1作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
溜
漢検準1級
部首:⽔
13画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消
“吹溜”のふりがなが多い著者
ナサニエル・ホーソーン
泉鏡花
岡本綺堂
中谷宇吉郎