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ふきた
ふりがな文庫
“ふきた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
吹立
42.9%
吹断
14.3%
吹溜
14.3%
噴立
14.3%
鋳立
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吹立
(逆引き)
廷珸は大喜びで、天下一品、価値
万金
(
ばんきん
)
なんどと
大法螺
(
おおぼら
)
を
吹立
(
ふきた
)
て、かねて
好事
(
こうず
)
で鳴っている
徐六岳
(
じょりくがく
)
という
大紳
(
たいしん
)
に売付けにかかった。徐六岳を最初から廷珸は好い鳥だと狙っていたのであろう。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ふきた(吹立)の例文をもっと
(3作品)
見る
吹断
(逆引き)
名にし負う神通二百八間の橋を、
真中
(
まんなか
)
頃から
吹断
(
ふきた
)
って、隣国の方へ山道をかけて深々と包んだ
朝靄
(
あさもや
)
は、高く揚って
旭
(
あさひ
)
を遮り、低く垂れて水を隠した。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふきた(吹断)の例文をもっと
(1作品)
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吹溜
(逆引き)
すらりと
飯櫃形
(
いびつなり
)
の猿ヶ
馬場
(
ばんば
)
に、
吹溜
(
ふきた
)
まった落葉を敷いて、閑々と静まりかえった、
埋
(
うも
)
れ井戸には
桔梗
(
ききょう
)
が咲き、
薄
(
すすき
)
に
女郎花
(
おみなえし
)
が交ったは、
薄彩色
(
うすさいしき
)
の
褥
(
しとね
)
のようで、
上座
(
かみくら
)
に猿丸太夫、
眷属
(
けんぞく
)
ずらりと居流れ
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ふきた(吹溜)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
噴立
(逆引き)
道中
(
だうちう
)
にも
旅店
(
はたご
)
にも、
我儘
(
わがまゝ
)
ばかり
申
(
まを
)
して、
今更
(
いまさら
)
お
恥
(
はづか
)
しう
存
(
ぞん
)
じます、しかし
俥
(
くるま
)
、
駕籠
(
かご
)
……また
夏座敷
(
なつざしき
)
だと
申
(
まを
)
すのに、
火鉢
(
ひばち
)
に
火
(
ひ
)
をかんかん……で、
鉄瓶
(
てつびん
)
の
湯
(
ゆ
)
を
噴立
(
ふきた
)
たせるなど、
私
(
わたし
)
としましては
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ふきた(噴立)の例文をもっと
(1作品)
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鋳立
(逆引き)
首を洗うに
藉口
(
かこつけ
)
て、毎年一度ずつ大判を洗い、錆を落とすところから、
鋳立
(
ふきた
)
てのように新しい甲州大判! それが、手燭の光に燦然と輝いていた。
鸚鵡蔵代首伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ふきた(鋳立)の例文をもっと
(1作品)
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ふきたつ