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吹断
ふりがな文庫
“吹断”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふきた
50.0%
ふきちぎ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきた
(逆引き)
名にし負う神通二百八間の橋を、
真中
(
まんなか
)
頃から
吹断
(
ふきた
)
って、隣国の方へ山道をかけて深々と包んだ
朝靄
(
あさもや
)
は、高く揚って
旭
(
あさひ
)
を遮り、低く垂れて水を隠した。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹断(ふきた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふきちぎ
(逆引き)
焦茶地の
縞羅紗
(
しまらしや
)
の
二重外套
(
にじゆうまわし
)
は
何
(
いつ
)
の冬
誰
(
た
)
が不用をや譲られけん、
尋常
(
なみなみ
)
よりは寸の
薄
(
つま
)
りたるを、
身材
(
みのたけ
)
の人より豊なるに
絡
(
まと
)
ひたれば、例の袴は風にや
吹断
(
ふきちぎ
)
れんと
危
(
あやふ
)
くも
閃
(
ひらめ
)
きつつ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
吹断(ふきちぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消
検索の候補
断続吹鳴
“吹断”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花