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ひとかさね
ふりがな文庫
“ひとかさね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一襲
71.4%
一重
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一襲
(逆引き)
流浪
(
るらう
)
の女人を本属にかへすは法式の恒例であると、相馬小次郎は法律に通じ、思ひやりに富んで居た。衣
一襲
(
ひとかさね
)
を与へて放ち
還
(
かへ
)
らしめ、
且
(
か
)
つ一首の歌を詠じた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
側にはそれでも畳んだまま、たしなみの紋付が
一襲
(
ひとかさね
)
、蔦の紋のところに、白い糸のあるのは仕立直しの時着いたのでしょうか、平次はフトそんな事に気が付きました。
銭形平次捕物控:036 八人芸の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひとかさね(一襲)の例文をもっと
(10作品)
見る
一重
(逆引き)
その年この村疫病で人多く死んだが、この家のみ免れ、僧都の
許
(
もと
)
へ参り告げると
被物
(
かむりもの
)
一重
(
ひとかさね
)
くれたとある。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「出格の御詮議を以て、一同士分のお取扱いを仰せ付けられる。依って
絹服
(
けんぷく
)
一重
(
ひとかさね
)
ずつ下し置かれる」
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ひとかさね(一重)の例文をもっと
(4作品)
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いちじゅう
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