“獅子王”の読み方と例文
読み方割合
ししおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天子てんしさまはたいそう頼政よりまさ手柄てがらをおほめになって、獅子王ししおうというりっぱなつるぎに、おうわぎ一重ひとかさえて、頼政よりまさにおやりになりました。
(新字新仮名) / 楠山正雄(著)
いや、少なくともそのばん歌ったように歌うのを開いたことがなかった。かれは二つの歌をえらんだ。一つはジョセフの物語で、一つはリシャール獅子王ししおうの歌であった。
離れません。あなたのためには水火にも入ります。あの『えそぽ』の話の獅子王ししおうさえ、ねずみに救われるではありませんか? わたしはその鼠になります。わたしは、——
報恩記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)